2013年11月2日土曜日

『A2-B-C』という映画

 題名は甲状腺検査の判定を表す。
「A2」は急を要しないが経過観察をする判定。
しかし、検査を受けた子どもの母親たちは疑問を呈する。
それは杞憂なのか真実なのか、
「安全」という言葉が空虚な響きとなった今、
答えは分からない。
終わらない除染、下がらない放射線量、学校や国の対応への不信。
今、福島で生きる子供たちと母親の記録。











 監督略歴

イアン・トーマス・アッシュ
アメリカ生まれ。
2000年大学卒業後来日。
初のドキュメンタリー映画『the ballad of vicki and jake』(2006)は、
Visions du Reel国際映画祭で新人賞を受賞。
滞日歴は10年におよび、本作をはじめ、
原発事故後の南相馬で暮らす人々の姿を追った『グレーゾーンの中』(2012)を製作している。
『A2-B-C』は、ニッポンコネクション映画祭にて、Nippon Visions Awardを受賞。

 
 
 
 
 
 
 



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